岡本ガバナーの本年度方針で打ち出したガバナー月信の復活、3回の会長会議開催。予算の明確化等地区が積極的に情報発信し、そして受け入れるという姿勢は、RI会長のロータリーは「どのような団体か」ではなく「何をしている団体」かを考え行動して行こうという方針にも合致するのではないでしょうか。

地区と特に第3分区（IM3組）の皆さんとの連絡役として微力ではありますが努めてまいります。皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

地区内でも最も正円に近い人の輪、友垣を築き得ている分区であると自負しています。他分区からも第4分区を見習おうと言われるような、より優良な分区になり、2640地区の発展に貢献できるよう微力ながら尽力したいと思っています。言うまでもなくロータリー活動の基本は個々のクラブ独自のものですが、奉仕の理想の追求という目標は全てのクラブに共通のものです。

手段、方法については様々な意見の相違があるのも当然で、討論の場では主義主張を堂々と展開するのも良いことですが、自己の主張のみに固執せず、他の意見をも真摯に傾聴し、一旦決議がなされた場合は例え自らの考えと相違があってもそれに従うのが団体行動の基本原則です。何ら利害関係の存在しない奉仕の理念を共有するロータリークラブですからこの原則を貫くことは可能なはずです。

各クラブのメンバーが信頼と友好の輪を作り、分区内のクラブが手を繋ぐことでより大きな輪を作り、8分区がガバナーの指導の下に一致結束して欠けるところのない美しい巨大な輪をつくる2640地区の構築に再出発しようではありませんか。

会社に入社し転勤とともにローターアクトの活動は不可能となりましたが、ロータリーの精神は会社の発展に寄与できましたし、全国同業社の組合活動にも活かせました。また、株式の上場にもそのリーダーシップ精神は役立ちました。大阪金剛ＲＣの創設メンバーに参加し、何かと活動に参加し貢献できればと思っています。

退任退職後は子供や孫たちの成長と地域の福祉活動と青少年奉仕に努力を傾けたいと思っています。今日本の企業には、グローバル化の波が押し寄せ、人材活用が大変ですが、「多様性」を持つ留学経験者が不足しています。また留学しようとする学生が少なくなっています。

ロータリーにおけるグローバリゼーションが社会に貢献する使命とは世界から貧困を無くし、識字率・教育・生活水準を引き上げ、それぞれの国や地域を豊かにすることにあります。しかし、欧米を中心に反グローバリズムの風潮（自国の行き過ぎた利己主義）が強まる中、日本企業こそ単に英語が堪能で交渉力にたけた人材でなく、ロータリーの職業奉仕に根差した企業理念文化を世界に伝播する人材を育成しなければなりません。

先日インターアクト新入生歓迎会でも大分・舞鶴インターアクトの生徒達も相手の気持ちを理解し、表現すれば言葉が話せなくても理解しあえると活動報告がありました。また、国際ロータリー第3360地区チェンライＲＣパスト会長ＮＰＯ法人ＪＡＬＥＴ理事長原田義之氏の講演に感銘を受け、如何にロータリーの奉仕実践活動が大切かを知らされるとともに米山奨学生はじめ青少年奉仕活動の大切さを思い知らされました。

いま国際ロータリーが数の論理に陥り、ロータリーの職業奉仕の理想を忘れ、ロータリー奉仕プログラムを一括管理しょうとする国際ロータリーの定款変更プログラム、また例会を短縮し月2回の例会で良しとする国際ロータリーにあって、わが国際ロータリー第2640地区のＥ－Ｃｌｕｂ・Ｓｕｎｒｉｓｅは地区の奉職に従事し、三重県や大分県から参画し地区ロータリー活動に活力を与えてくれ、ロータリーの仲間を増やしていこうという力に感謝致します。
微力ながら、地区での活動に皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。