地区内活動報告

「和歌山電鐵貴志川線 たま電車内本棚に図書350冊寄贈」

和歌山東南ロータリークラブ
2016~2017年度
会長 土屋一博
社会奉仕委員会 委員長 塩﨑和仁

一時、廃線の危機にあった南海貴志川線が、岡山の両備グループに引き継がれ、ユニークな電車の採用、たま駅長による癒し効果が話題になり、今や海外からの訪問者も増加しておりますが経営状況は未だに厳しい状況です。
電車利用者の調査をすると、近隣住民の生活路線でもあり国内外からの観光客も多いです。
たま電車内の文庫の現状は、痛みがひどく補修をしながら何とかしのいでいるとお聞きし、これを整備、充実する案を当クラブの社会奉仕委員会に諮り、昨年の記念事業であるベンチの寄贈に引き続き協力させて頂く事になりました。
図書は、猫などに関係するもののほか、子どもたちが楽しめる書籍・国内外からの来訪者や普段ご利用なさっておられる地域の皆さんにもご覧いただけるようにと幅広い分野の書籍を選ばせていただきました。
電車内の書棚の寸法に制約があり、書籍の選別には少し苦労しました。
今回の事業を尚、充実したものにするため、ロータリー財団の地区補助金も申請し、有意義な事業として認定して頂きました。
贈呈式典(4月4日(火)には、福井隆一郎地区ガバナー様にも参加して頂きました。

内訳は、日本人向けの本200冊・中国人向けの本50冊・韓国人向けの本50冊・アメリカ人向けの本50冊、合計350冊の書籍を寄付させて頂きました。