地区内活動報告

海外研修報告会 清風南海中学・高等学校

平成28年12月25日からタイ王国(バンコク、ロッブリー)に海外研修を実施した報告会を開催しました。

午前中は現地4日間をビデオで振り返り、午後からの時間はホームステイ先での体験を生徒に発表してもらいました。この日はあいにく英語検定試験の日と重なり、全員の体験談は聞けませんでしたが、タイのロータリーメンバーの家にホームステイしたことから、ほとんどの生徒は立派な家で満足のいく料理をご馳走になったようです。今後の課題として、一般の家庭や貧しい家庭でのホームステイも視野に入れたプログラムも必要ではないかと感じました。

タイ、ロッブリーのロータリークラブメンバーには大変お世話になり、ロッブリー市内の移動はパトカーの先導車付きで、暑い気候のため常にミネラルウォーターの用意をしてくれていました。

ロッブリーは首都バンコクから北に車で約3時間のところにあり、多くの遺跡の他、プラバートナンプ寺(通称:エイズ寺)があり、寄付金により運営されています。同行したロータリアンや引率の顧問教師の先生にも多額の寄付をしていただきました。現在約200人のエイズ患者が治療を受けていますが、年に10名程度亡くなる患者がいます。10年以上前は今の10倍以上の患者が亡くなり、敷地内にあるアメリカ製の火葬炉は故障で使えなくなり、今も放置されたままです。

今回の海外研修では、修学旅行やツアーでは行けないバンコクのスラム街での幼稚園児との交流を体験したりし、生徒達にとっては貴重な経験をすることが出来ました。

次回、地区インターアクトは2016-17年度での最後の事業となります。

6月18日(日)、賢明学院高校(堺市堺区霞ヶ丘町)に於いて、新入生歓迎会を開催します。この日は2720地区、大分県のインターアクト生を招いての合同開催となります。事前に各クラブに案内を出しますので、是非ご参加ください。

 

清風南海中学・高校 平岡正巳理事長(羽衣RC)の挨拶

生徒によるホームステイ先での出来事を発表