地区内活動報告

2016~2017年度 クラブ国際奉仕委員長会議の報告

2640地区国際奉仕委員会
委員長 中野 一郎(堺清陵RC)

9月10日(土)13時30分~16時30分 テクスピア大阪にて開催。
当日は、福井ガバナーを始めとする13名の地区役員と各クラブより50名を超える多数の出席を賜り、終始和やかなムードで会議は進行し数年来の地区内の混乱も終焉が近いものと確信いたしました。
定刻通り、開会点鐘、福井ガバナーの挨拶の後、私から「国際奉仕の概要と当地区の国際奉仕の現況」について報告させていただきました。
国際奉仕の概要については、前述に思いを述べさせて頂きましたのでご参考として下さい。

当地区内の各クラブの現況については事前にアンケートをお願いしておりましたので、皆様の今後の委員会活動の参考になれば・・と思い報告いたします。

地区内70クラブ中63クラブの回答
 海外友好、姉妹クラブがあり   34クラブ  台湾、韓国が多い

 2015~2016年度の国際奉仕活動
  人道的支援  17クラブ  教育的支援  18クラブ

 2016~2017年度の国際奉仕活動
  28クラブが予定あり

 ロータリー財団の補助金利用
  予定あり 10クラブ  予定なし 22クラブ 利用したいが理解しづらい 4クラブ
 地区内他クラブからの国際奉仕協力要請について
  賛同協力可能(事業内容の検討含む) 14クラブ
  前向きに検討します  9クラブ

国際奉仕活動に予定のない理由
  予算の問題。会員の高齢化。社会奉仕活動を優先。会員減少の為、単独では荷が重い。
  6つの重点分野に該当する事業ができない。 等々

地区主催の海外視察について
  必要である 28クラブ    必要でない 16クラブ
  必要な理由
   プロジェクト実施後、視察すれば感動する。国際奉仕の必要性が実感できる。
   地区主催のWCS活動を復活させ国際奉仕を見つめなおす良い機会としてほしい。
   見分が広がる。支援する情報収集のため、地区主導の企画は良い。 等々
  必要でない理由
   奉仕する金額以上の費用を費やす、物見遊山的な視察は必要ない。
   最近の海外事情に不安がある。地区が主導するものではない。等々
 国際奉仕活動における地区へのご意見
   具体的な情報提供があればクラブも検討しやすい。
   奉仕活動は各々のクラブで自主的に行われるべきである。
   地区の皆が活性化する親睦と奉仕のバランスが取れた企画を希望する。
   プロジェクト実施国に赴き、実際に見聞き触れ合う体験が今後の事業参画の啓発になる。
   他地区や他国の奉仕活動の事例紹介や金銭面、情報面などの側面的なクラブ支
   援を強化してほしい。
   クラブの小規模化が多い中、合同プログラムを取り入れるべきだと思うが各クラブの腰が重いので、国際奉仕活動のグループ化をすればどうか。
   以前の地区WCSのような事業の復活。  等々

 以上がアンケートの結果です。ご協力頂いたクラブの皆様に感謝申し上げます。
 
 次に私から2011年にインド3131地区で村上PDGご夫妻と共に活動した、ポリオワクチン経口投与と識字率向上活動をパワーポイントにて説明させていただきました。
喜多委員からは橋本ロータリークラブが展開しているネパールの学校建設の説明があり休憩をはさんで、中野 均ロータリー財団委員長から財団についてのご説明を頂戴いたしました。
RIからの最近の通達である、「国際奉仕、社会奉仕、職業奉仕、財団の共催での委員長会議が望ましい」との意見を反映した試みです。加えて、我々の奉仕活動の原資の1部となる補助金についての活用方法をクラブ委員長の皆様に更なる理解を深めて頂き、今後の国際奉仕活動に生かしていただきたいとの考えによるものです。
グローバル補助金の活用についてはハードルがかなり高いとの説明でしたが、地区財団委員会と国際奉仕委員会でサポートいたしますので各クラブにおかれましては是非ともチャレンジしていただきたく思います。
2017年6月10日より開催されるアトランタでの国際大会のお誘いと説明が地区オンツーアトランタ委員の西田様からありました。今期の国際大会はロータリー財団100周年を祝う節目の大会でもあり皆様の多数参加をお願い申し上げます。
質疑応答の時間では、財団の補助金について活用しづらいとの質問に中野 均委員長が懇切丁寧に回答されていたのが印象的でした。
最後に福井ガバナーより講評を頂戴し、定刻にて閉会点鐘となりました。
ご参集頂きました、各クラブ委員長様と地区役員の皆様には円滑な会議の進行のご協力、感謝申し上げます。また、会場の都合上スクール形式となり、クラブ間の議論の場をご提供できず、やや一方通行的な会議の進行となったことをお詫び申し上げます。

今年度、皆様に活動が実り多い年度となることを祈念申し上げます。