地区内活動報告

2015-2016年度 青少年交換 長期受入学生への 終了証書授与式およびホストファミリーと受入学校への 感謝状授与式

2016-2017年度 青少年交換委員会
委員長 山田 正人

インドネシアからアングン・ヌデシア、タイからチャリタ・プサンチ、アメリカからグレイシア・ワトソンとミサキ・ニシハラ、ドイツからカヤ・ブラントが2640地区に青少年交換プログラムとして1年間迎え入れられた。(アリソン・エンゲライザーは体調不良で早期帰国しました。)

最後の挨拶として、10分間の日本語でのスピーチをするように指示を出していた、当初は、パソコンを使ってパワーポイントでしてもらおうと考えていたが、写真に頼って「どこへ行ったか」「何をしたか」の説明が多く、この1年にどのような日本的な体験をして、自分自身がどう変化し成長したか、などの内面の話が少ないと言うことで、急遽、お話だけをしてもらうこととなった。多くの生徒が、生活様式が違い、言葉が理解できない中で、素晴らしい家族に出会えて、多くの友達に囲まれて、かけがえのない貴重な体験をし、「必ず、もう一度来る!」と宣言していた。言葉を克服するまでの苦労話や、家庭を3つ前後変わることの大変さや、友達や家族との絆を強く持てたことへの感謝の言葉が述べられており、大変感動的なスピーチだった。特にタイのチャリタは、原稿を見ずに自分の言葉としてスピーチをしたのが印象的であった。また、自分の扱いに対してストレスの多い日々であったが、途中で挫折できない心情を露土して、異文化に身を置く生徒の気持ちをよく表現できていた。

出席しておられた中から、ホームステイ先の方、カウンセラーの方、学校関係者の方から、コメントをいただいた。彼女たちの1年が多くの方がたの支えがあってこそだと言うことを今さらながらに教えられるとともに、彼女たちの存在が私たちにも大きな学びになったことも理解できた。静かな、しかし、内容の濃い、素晴らしい終了証書授与式となった。