フィリピン・セブ島の水と衛生プロジェクトを視察

海南東ロータリークラブ
海南東ロータリークラブ(国際奉仕、ロータリー財団委員会)は、ロータリー「水と衛生月間」に合わせ、3月13日〜16日に友好クラブのフィリピン セブ島のマンダウエ・イーストRCとのロータリー財団地区補助金を活用した共同プロジェクトを視察。当クラブから、6名のメンバーが参加、訪問しました。
まず、空港到着後、セブ市内で例会、ミーティングに参加。今回のプロジェクトの概要と視察スケジュールを打ち合わせるとともに、支援金370,000円を手渡しました。また、夜はウエルカム歓迎会に招待いただき、プロジェクトの成功と長年の友好、親睦を深めました。




翌日、14日は、ホテルから車で1時間のセブ島中部、ダナオ市山間部のBrgy.Manlayaデイケア センターを訪問。完成した手洗場や水源の井戸からの配管、ポンプ設備を確認しました。この施設では近隣の子どもたち約60人の子供たちが通っています。施設では、子供たちの教育や保育などを行っています。この工事や他のプロジェクトにあたっては、フィリピン空軍の皆さんが全面的に支援してくれていました。
次に訪問したところは、さらに山を登ること約1時間、カルメン市の山奥にあるTaguini Elementary Schoolです。道路は舗装がなく、4WDの車が必要です。生徒は全部で67人。通学は徒歩で約2時間かかるそうです。先生はじめ、父兄の方々が総出で出迎えてくれました。この学校は、昨年の台風で建物が全壊。別の場所に移転し、ロータリー、フィリピン空軍、関係者の皆さんの協力で、ようやく再建したところです。ロータリーでは、水やトイレ設備を中心に支援しました。今後は安全な飲料水の確保が課題。次は浄水設備が必要となります。




また、15日は、マンダウエ・イーストRCの奉仕プロジェクトで、対岸から小舟で約5分のイスラベルデ島での医療/眼科てメディカル支援を視察しました。医師や医療関係者約10名とロータリアンが参加しました。島には65世帯、700人が住んでおり、電気や水道もありません。漁業が生業です。実際に視察し、厳しい環境を確認したことから、今後は、水と衛生、教育を中心にサポートする必要があるとして、次年度、ロータリー財団地区補助金の活用を検討したいと感じました。

