災害への備えを重視した社会奉仕事業活動

和歌山東南ロータリークラブ
近年、地震や台風などの自然災害が頻発し、その備えがますます重要視されています。このような状況を踏まえ、今年度、和歌山東南ロータリークラブでは、環境に優しいポータブル電源とソーラーパネルのセットを和歌山市の災害避難所(地域コミュニティセンター)へ寄贈することとなりました。これに先立ち、和歌山市役所にて、デモンストレーションを兼ねた贈呈式を執り行いました。
デモンストレーションでは、事前にソーラーパネルで充電を行ったポータブル電源を使用し、贈呈式の際に活用したテレビモニターとパソコンの電源として実際に動作を確認しました。この機材が、災害時のみならず、日頃の市民活動、防災訓練、さらには避難所運営の効率化にも役立つことを願っています。

今回寄贈したポータブル電源とソーラーパネルのセットは、コンパクトで持ち運びが容易な設計となっています。そのため、災害発生時には迅速に必要な場所へ移動し、活用することが可能です。また、ソーラーパネルを活用することで、電力供給が困難な状況でも持続的に電源を確保することができるため、災害時の安心感を大きく向上させるものと考えています。

和歌山東南ロータリークラブとしては、この機器が和歌山市の防災体制の強化に寄与するとともに、地域の皆さまに少しでも安心と安全をお届けできることを心より願っております。今後も、地域社会に貢献する活動を継続し、共に災害に強い地域づくりを目指していきたいと考えています。

