創立50周年記念講演会と記念式典を開く

海南東ロータリークラブ


本年度、創立50周年を迎える海南東ロータリークラブ(会長 田岡 郁敏)は、1月19日(日)、和歌山マリーナシティホテルで、記念講演会と記念式典・祝宴を開催しました。

記念講演会(尾木ママ)

講師には、テレビでおなじみの 尾木 直樹(尾木ママ)先生を招き、「子ども新時代がやってきた」をテーマに講演。会場には、14:30から、教育関係者や市民の約300人が来場し、会場を埋め尽くしました。

尾木ママは、子どもを真ん中に置いた社会や地域づくりの大切さなどについて、時代が変化する中、今後の社会はどうあるべきかを話しました。また、コロナ禍は子どもたちの心に大きく影響を与えたこと、うつ症状や不登校、自殺者が増加しているなどの現状を説明され、さらに、SNSの影響で、人と比べ、自己肯定感が低い子が増加しているとし、思春期の子どもへの向き合い方については、大人扱いをすることが大切。一人前の人格として認めることだと語りました。子どもたちを主役に家庭内では、子供の声を聞き、問うことが重要。また、これからのAl(人工知能)時代を生き抜くには、IQ(知能指数)よりもHQ(人間性知能)が大切で、人間性を高めるには、芸術や音楽、アートが大事になってくると話しました。

記念式典•祝宴

式典は記念講演の後の18:00から開催。海南市長、紀美野町長、第2640地区の野村ガバナーをはじめ、第2分区の会長や国内外の姉妹クラブ、友好クラブの多くのロータリアンを迎え、盛大に開きました。冒頭、あいさつをした谷脇 実行委員長は「1975年25名のチャーターメンバーで出発し、この海南地方でロータリー精神を発揮し、地域で認知され、今日まで活動を展開してきた。この町に感謝、この町の未来に!と50周年に掲げたテーマに50年、100年に向けて、40名会員が心を一つにし、新たなスタートにしたい」と述べました。また、田岡会長は「50年前のチャーターメンバーがクラブを興した時の熱い思いを引き継ぎ、未来の50年に向かって、頑張っていきたい」と決意を表明しました。

また、祝宴では、歓迎演舞として、白獅子舞保存会の獅子舞をはじめ、ジャズ演奏やビデオ「50周年の歩み」などが催される中、歓談。親睦と友情を育み、50周年を祝いました。最後は、定番のロータリーソング「手に手つないで」で、盛会裏に幕を閉じました。