メンタルヘルスの優先
精神疾患や心の健康は話しづらいトピックだと感じるかもしれませんが、国際社会で人が幸福に生きるには大切なことです。このような問題に取り組むための安全な環境を作ることは、私たちと関わるすべての人を歓迎し、公平で、インクルーシブな環境につながります。
ゴードン氏は、2023-24年度に以下のような活動を行うことをクラブと地区に奨励しています。
・心の健康の話題に伴うスティグマの解消
・メンタルヘルスのニーズに関する認識の向上
・メンタルヘルスの支援や治療へのアクセス改善
バーチャル交流を通じた平和構築
ロータリーは、人と人とのつながりを生かして平和のために活動してきた長い歴史がありますが、新型コロナの流行により、直接顔を合わせて活動することが困難になっています。コロナ禍を通じて学んだことをヒントに、ゴードン氏は、より多くのプログラム、行事、活動にバーチャルの要素を取り入れることを地区に奨励しています。テクノロジーを活用してつながりを作ることで、より多くの人にロータリーを体験する機会を提供できます。
2023-24年度、ロータリー青少年交換、新世代交換、ロータリー友情交換、その他のプログラムにおいて、これらの要素を追加または維持することには、次のような利点があります。
・会員や参加者が異文化を体験し、新しい友人を作り、国際的な認識を深めるための新しい方法を提供する。
・時間、健康、または経済的な理由で入会が困難な人に、参加への道を開く。
・異文化間のコミュニケーションと理解を深め、より安定した平和な地域社会を実現する。
女児のエンパワメント
シェカール・メータ2021-22年度会長が立ち上げ、ジェニファー・ジョーンズ2022-23年度会長が継続した、世界中の女児と女性のエンパワメントに焦点を当てた取り組みを、ゴードン氏も継続します。女児の健康、福祉、教育、経済的安定を向上させる活動を続けることが会員に奨励されています